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Channel: 親の介護って。。。つらいもの?-最後の想い出作り自己満足ブログ-
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漏水問題3 (「ループ」の意味)

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上水管を切断して、2階側から大量の水が流れ落ちることに
何の不思議も感じなかったのですが、水道屋のお兄さんが
つぶやいた「ループになってるのか。」が気になりました。
 
2人がいなくなった後、やがて2階からの水は治まりました。
 
看護師さんが来る日で、看護師さんが時間をかけて丁寧に
母親をみてくれているようなので、部屋に戻ると、爪の間の垢を
採ってくれていました。しばらく話をし、足の爪切りもしてもらいました。
 
看護師さんが帰って、再び切断現場に戻ると、
お兄さんたちがいて、切断した管が繋がっていました。
 
あれ?と思いつつも、送水が再開されたので、
これで終わったのかなと、水道メータのコマを見にくと回っていました。
止まってないじゃ~ん!
 
お兄さんたちは、例の2つの聴診器を使って、再び同じ調査をし始めました。
もっと念入りに。。
 
やがては、水道管が通っていると思われる天井を見て、棚を開け、
押し入れも開けて、水漏れを探し始めました。
 
確かに水漏れの痕跡は何箇所かにあるのですが、排水管から
漏れたことがあるので、区別が難しそうでした。
 
お昼のヘルパーさんが来たので、ヘルパーさんと話をし、
再びお兄さんたちのところに行くと、家の土台についている空気孔から
懐中電灯をかざして、奥の様子を覗いていました。
 
こうして、かれこれ3時間ぐらいみっちりやった結果。。。
 
出た結論は、漏水は家の中ではないと言うこと。
 
漏水の量は2カ月で10立方メートルから、次の2カ月で20立方メートルと
増えているのですが、これぐらいの量だと、家の中で起きていれば、
もっと湿っているところがあるはずだと。。。
 
しかし、その痕跡は家の中には見つからず、家の土台の下も乾いているので、
家の中ではないというのが見解でした。
 
じゃぁ、あの切断して繋いだのは何?と聞くと、元に戻しただけとのこと。
 
最初、お兄さんたちは、あの水道管から2階に水が上がっていると
考えて切断したのですが、我が家は2階に最初に水を挙げ、2階から
1階に水をおろしている配管になっていると言うのです。
 
つまり、公道から我が家の庭にやってきた水道管は、地下を通って
家のどこかで2階に上がり、さっき切断した配管につながって水が下に降りており、
その間に、トイレや台所などにつながっていると言うことのようです。
 
あのつぶやきの「ループ」とは、そう言うことだったのか。
合点がいきました。 
切断した時の2階からの水の流れを見て、プロはそれを察したのでしょう。
 
来て早々に聴診器で診断した時は、2階のトイレの手洗いだと、
かなり確信を持っていたようですが、ちがったようです。
手洗いは外され、杭が打たれていました。
 
つづく。。。
 

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