10日に入院してまる2日、経ちました。
昨日の朝は、まだ病人ハイ?が残っていて、一見、元気そう。
天井を見て、「虫がいるの?」
模様だよ、と言うと、しばらくして「ヒアリがいるの?」 大うけ。
ここら辺までは良かったですが、手を握れば熱くて、
痰がらみの咳もひどく、病院に来たのに、悪化している様子。
母親は看護師さんたちが「よくやってくれる。」と感謝していましたが、
このK病院は、殿の大誤診の経験と、「一度入ったら生きて帰れない。」
という評判を何度か聞いているので、院長が替わり、いくら良くなったと聞いても、
私的には、ー100点満点。
ずっとK病院だけは絶対ダメ!と思い続けていたのに、病院選びに時に
なぜK病院を思いださなかったのか、後悔の念だけが募ります。
当然、病院スタッフを見る目は厳しくなります。
殿の時は、殿の様子を見て、「寝ちゃったよ~。」と笑いあっていた看護師2人。
重篤な時に、平気で笑っている看護師にレベルの低さを感じました。
でも、この2日間を過ごして、看護スタッフの印象は少し上向いています。
痰の吸引に一人でやってきて、母親のひどい抵抗にあい、私が頭を押さえつけ、
鼻から出血したようです。痰も十分には吸引できなかったとのこと。
なんじゃ、このやり方!
でも、その看護師、Tさんと話をしてみると、きちんと受け答えしてくれ、
患者のためを思っている様子は伝わってきました。
その後、吸引には2人で来るようになりました。
今日担当のSさんとも、処置中に、日ごろの母親のことを話しました。
皮膚の処置をしていることを話したら、家で使っているのと同じ薬を処方してもらい、
家でやっている処置と同じことをしてくれました。
入院中の手足の廃用が心配であることを伝えていましたが、理学療法士さんが来て
(具合が悪いので、まだ早い気がするけど)、少し足を動かすようにしてくれるようです。
呑み込みチェックもしてくれたようで、少量なら水を飲んでもいいと、Sさんが
コップ一杯スプーンで丹念に飲ませてくれ、嚥下はよさそうであると
確認してくれました。
このまま具合が悪くならなければ、月曜日からゼリーが出るそうです。
母親は水が飲みたいと言っていたので、水を飲ませてくれたあたりから、
生気が戻ってきたように見えます。「おいし~。」といって喜んでいました。
その笑顔に、Sさん、「笑顔がかわいい~。」 娘ながら、そう思います。(手前みそ)
昨日の熱は37.5度、酸素量93-94%、脈拍100前後と高く、心臓がまいってしまうの
ではないかと気をもみましたが、今日は熱が36.8度、酸素量は変わりませんが、
水を飲んで、一時よく寝て、脈は80程度に下がりました。
このまま、数値が改善してほしいです。
担当医とも、それなりに連携が取れている様子。
母親の会話もしっかりしてきたようで、少し、安心しました。
でも、どう急変するかわかりません。スクランブル状態は解かずにいます。