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Channel: 親の介護って。。。つらいもの?-最後の想い出作り自己満足ブログ-
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事故体験(長文です)

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タイトル通り気分のいい話ではないので、嫌な方は
スキップしてください。
 
昨日の会社からの帰りのこと。
 
いつもの電車に飛び乗って、電車は快調に走っていたのですが、
バリバリとういか、パキパキというか、金属が折れるような音がして
あれ? 誰かお客さんの荷物が棚から落ちたか、崩れて壊れたのか?
と思っていたら、電車が止まりました。
 
「この電車で人身事故が起きました。」
えーーーーーーーっ!
 
知らない人同士、顔を合わせて、何だって! ここはどこ?
こういう時って、不思議とささやかな連帯感が湧きますね。
 
車内アナウンスの声は、ハァハァとあせり感が出ていて、
救出に困難さがあることを伝えます。
携帯で確認すれば、動く予定時間は1時間先。
 
線路沿いを行ったり来たりしている乗務員。巻尺持ってたり、
白い大きなビニールみたいなものを持ってたり。
保安員の人も集まってきたようです。
 
トイレ行きたくなったらどうしよう。。。
やがて、トイレに行きたい人や、気分が悪い人は
車両の前半にいる人は一番前から、後半にいる人は一番後ろから
出られると、車内アナウンスがありました。
 
車内を移動していく何人かの人たち。。
 
やがてレスキュー隊が来て、救出が始まるアナウンスで、
「安全のため、電気をすべて落とします。クーラーも、車内放送も
切れます。窓を空けて換気をしてください。」 なんだって~っ! 
 
暑くならないのか~!誰もが思ったはず。皆ちょっと動揺の様子。。
 
でも幸いなことに、車内はそれほど混んでおらず、
天気が悪くて気温は低く、やがて雨も降ってきたので
暑苦しさはなく、見るからに具合が悪くなった人は出ませんでした。
 
レスキュー作業で、外から様々な声が聞こえました。
「見ないで!、見ないで!」、野次馬たちに言っている様子。
 
しばらくすると、「具合の悪い方、トイレに行きたい方は、
窓に向かって手を挙げてください。」と、車内アナウンス。 
あれ? 車内アナウンスは切ったんじゃないの?
 
レスキュー隊の人が、電車のすぐそばまできて、同じことを言ってます。
 
こういう時は、こうやってサポートしてくれるんだ。
以前から、事故で車内に閉じ込められたら、トイレはどうなるんだろう。。と
思っていたので、これで安心していられることがわかりました。
 
適度なタイミングで状況をアナウンスしてくれるので、フラストレーションも
なく、車内は平静でした。 日本人だからかしらね。
 
予定通り約1時間。
車両点検と、現場検証を終えて、ホッとしたところで、
「この電車は、車庫に入ります。このため行き先が代わり○○になります。」
えーーーっ! 我が家の方面じゃない! しかも、「鈍行」に変更。
 
乗り換え駅に来ると、我が家方面の電車が待っていました。
事故を起こした電車より前を走っている電車がいると言うことは、
先に進めず、待たされていたと言うこと。
 
降りる駅に着いたのは、いつもの時間の2時間後。
 
おとといは打合せが長引いて帰りが遅くなり、母親が
たいそう心配していたので、昨日ももそうかと思いきや、
TVで知っていたので落ち着いていました。
 
そして、今日、新聞をチェックしましたが、記事はありませんでした。
救出された人はどうなったのか。命を取り留めていることを祈ります。
 
そしてまた。。。
今朝、いつものカイロのために出かけると、一部区間の運転見合わせ。。
昨日の事故現場の近くで、また人身事故が起きていました。
あ~、やれやれ。。。

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